運用結果

【Monthly Report】Stella FX 2019年8月

マンスリーレポートになります。

サマリ

Stella FXの2019年8月の運用結果は、以下のとおりです。

7月末のFOMC以降、夏枯れ相場のため自動売買システムを停止して8月21日から稼働を再開させました。
既にSNS等でご報告のとおり8月26日(月)の市場オープンとともに円高に進んだところでゼロカットになりました。
無念ではありますが、相場に絶対はありませんので、この経験を元に教訓を活かして運用を再開させたいと思います。
記事の後半に教訓と今後の取り組みについて、記載しています。長文になりますがどうぞお付き合いください。

まずは、詳細について以下をご確認ください。
運用資金 100,000円
月間利益 -100,000円(39,945円)
月利 -100%(39.9%)
取引回数 39回 (101回)
勝敗 25勝14敗 (65勝36敗) 
勝率 64.1% (64.4%)
プロフィットファクター 0.05 (3.69)
リスク・リワード 0.03:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

市況概況

7月末のFOMCでは、米国の経済が底固いことを確認、利下げ幅も市場予想より低い利下げ幅となった。
これを受けて、ドルが買われドル円は一時109円台に乗せたが、トランプ大統領が9月1日から対中関税第4弾の発動を発表し、107円台に急落して8月が始まる。
その後も逆イールド現象が確認されたり、米国が中国を為替操作国に認定するなどリスクオフの流れで円高が進んだ。

8月13日に第4弾の対中関税の発動を延期したことでドル円は106円まで戻したものの、8月23日、中国が報復関税の発動を発表し、米国の市場の引け後、対抗処置として、トランプ大統領が制裁関税率の引き上げをツイート。
8月26日の週明けの月曜日に大きな窓を開けてドル円は急落し、年初来安値の104.44円をマークした。

年初来安値を更新したものの、日米の通商協議が上手く進んでいることが報じられ、米中の通商協議も再開が報じられたことで106円台に乗せて8月を終える。

ユーロドルは、欧州圏の景気、物価の低迷が長期化し、ユーロ安が進み2017年5月以来の1.1000を割れをマーク。
今後もユーロの屋台骨であるドイツ経済の景気鈍化、イギリスのEU離脱問題、イタリアの財政問題などに対する懸念がユーロ安の要因になるとみている。

8月は、所謂「夏枯れ相場」と言われ、ドル円は円高に進むことが過去の実績でも確認できているがまさにそのような結果となった。

各通貨ペアの詳細については、以下をご覧ください。

ドル円

8月の高値は、8月1日の109.32、安値は8月26日の104.44で、4円88銭の間で推移しました。
久方ぶりに1ヶ月で約5円動いた月となりました。

年始に付けた104.81円を割って、年初来安値を更新しました。
様々な状況からリスク回避で円が買われる展開となりました。

例年8月は、円高に進むという相場のアノマリーを体現した結果になっています。
ドル円 日足チャート

ドル円 日足チャート

ドル円(週足)

ドル円(週足)

・年始のフラッシュ・クラッシュで付けた104.81をブレイクし、年初来安値を更新

ユロドル

8月の高値は、8月6日の1.1249、安値は8月30日の1.0963でした。1ヶ月の値幅は286ポイントという結果です。

1.1100をブレイク後、一旦上昇したもののユーロ圏の景気減速からドルが再度買われ、2年3ヶ月ぶりに1.1000をブレイクしました。
チャートも綺麗な下落トレンドを形成しており、ユーロ安の要因を背景にまだまだ下落が続くとみています。

先月のマンスリーレポートでも書きましたが、このような長期の下落トレンドの最後は、クライマックス売りが発生することが多いので更なる大きな下落が年末から来年に発生するのではないかとみています。
その震源地がどこになるのかを注意しながらみていきたいと思います。
ユロドル(日足)

ユロドル(日足)

ユロドル(週足)

ユロドル(週足)

・2017年5月以来となる1.1000をブレイク

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Stella FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。
 (2776)

グラフは、日別の利益を表しています。
稼働は、8月19日から再開しました。
再開後、コツコツ積み上げていましたが、8月23日(金)に中国が報復関税を発動し、それに対抗するようにトランプ大統領がNY市場引け後に関税率の引き上げをツイートしました。
週明けの8月26日(月)のオープンとともに円高に大きな窓を開けて、年初来安値の104.44を付けました。

ドル円のロングポジションを保有していたので、資金が耐えられずにここでゼロカットになりました。

推移

それでは、次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

 (2777)

資金の推移

 (2778)

8月の運用結果をまとめると、
・夏枯れ相場の中、自動売買システムの稼働は8月19日まで停止
・再開直後に米中貿易問題に関する報復合戦が勃発
・勝率は35戦25勝14敗 勝率64.1%で平均的なものの相場が一方方向に進んだことでゼロカット

という結果でした。

今回の運用で得た教訓

遂にこの日がきてしまったという印象です。
ゼロカットになって資金を溶かしてしまいました。

注意していたジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の会見では、無風でしたが、その後の貿易問題の影響で一気に円高に進み、耐えられず・・・。

年始のフラッシュ・クラッシュの時は、ほとんどの方が停止していましたが、今回は稼働されていた方も多かったのではないでしょうか。

無念ではありますが、相場に絶対はありませんし、逆にこの経験をきちんと次に繋げていきましょう。

教訓

1)欲をかかず、相場が不安定な時は焦って再開させない
2)不安定な時はロット設定を低めにして大きなドローダウンでも耐えられるように備える
3)単利運用で利益分は小まめにプール用の口座に移動させて確保する
4)止められるタイミングがある時は小まめに止める
(今回でいうと8/23(金)の夕方頃にノーポジになった時)
5)重要なサポートや節目を割ってさらに進むようなら躊躇なく損切りをする
6)バックテストや実運用の結果から年に1度はゼロカットになるリスクがあるので、ゼロカットになっても再開できる資金で運用する

「今回のドローダウンを回避できたか?」という質問をいただくのですが、答えとしては回避できた点もあると思います。
8/23のノーポジの時に停止したり、証拠金が多く、資金的に耐えられたなど。
しかし、それは結果論に過ぎません。

このStella FXは、単利で運用し資産を増やしていくものですから淡々と同じ資金を入れて運用を再開させることが一番の最善策で期待値に近づくための最良の手段です。
年始のフラッシュ・クラッシュで資金を溶かしてしまったお客様も数ヶ月で回収できています。
今は少しショックで怖いと感じている方も多いと思いますが、一度冷静になって、この教訓を胸に刻んで再開されることを望んでいます。

サポートからのご提案

今回の件を通じて、以下のような貴重なご意見をいただきました。
投資は、どこか孤独なもので、最終的には自己責任で行うものですが、それでも同じ自動売買システムを運用している一体感は持っていたいので、何かそれが体現できるものはないでしょうか?
お客様からのご意見
以前から、サポートから公式でアナウンスする内容についての限界を感じていたところでした。
このようなご意見が出るということは、多くの方が停止&再開のタイミングを迷われているのだということが身にしみて分かりました。

サポートチームとして、気付いてはいたものの、対応が後手に回ってしまったことを反省しています。

最終的な形や手法までは、まだ結論が出ていませんが、ユーザーさん同士がコミュニケーションを取れるような場を提供していけるようにいたします。

少しお時間をいただくことになりますが、急ピッチで進めますのでお待ちください。

その他、ご意見やご要望があれば遠慮なくLINE@にてご連絡ください。
いただきましたご意見、ご要望については多少のお時間をいただく場合がございますが、誠意を持って全て返答させていただきますので、些細なことでも構いませんから、お気軽にお問い合わせください。

今月の動向

最後に今月の動向を簡単に記載します。

米中貿易問題は、長期化していますが正直ここまで拗れると相場は最悪の自体を織り込みますので、8月26日につけた年初来安値が今年の最安値となって上下しながらも緩やかに上昇していくのはないかとみています。

米国の利下げ問題についてもトランプ大統領からの攻撃(口撃?)を受けているものの、適正に処理していくのはないでしょうか。

9月18日にFOMCが開催され、政策金利の発表とパウエルFRB議長の会見があります。
利下げすることは、織り込み済みですが、その利下げの幅がどの程度なのかと、年内何回利下げを行うのかが注目されています。

9月18日の夕方くらいまでには自動売買システムを停止することを推奨します。

市況はいかに。

※あくまで個人の見解です、投資の最終判断はご自身の責任でお願いします
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